07 | 2017/08 | 09

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これは、事件だ。 

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まだここにはアップしていませんが、私の学校で描いている油絵は
その時あったニュースや自分の考えた世界をもとにした作品が多く、
主に黒で描いています。
3年の時は誰にも突っ込まれなかったので
オリジナル性のある絵が描けていると思い込んでいました。
しかし今日、4年になって初めて先生方に絵を見てもらったのですが、
戦後の日本っぽいと言われました。
今まで意識していなかったのですが、思い起こせば凄い影響を受けていました。

今日アップしたのは中村宏さんの展覧会のチラシです。(既に終了した展覧会です)
彼の絵を知ったのは小学生の頃。
図工の教科書に載っていた『円環列車・B』を見たのが初めてでした。
一目見てから、気になって仕方がなかった。
その列車はどこへ向かうのか。
列車に乗っているセーラー服の少女は望遠鏡で顔が見えませんが、
彼女はどんな顔をしているのか。

少し大きくなって中学・高校の頃、私は制服のスカートを長くしていました。
短くする他の子たちに悪口を言われても(悪気ない子もいましたが)、意地張って長いまま。
しばらくあの絵を忘れていたはずですが、心のどこかで引っかかっていたのでしょう。
あのセーラー服の少女は戦後の女学生で、スカートは長めでした。
なぜスカートを長くしていたのか、その時はよくわかっていませんでした。
多分自分は長いスカートが好きなだけだろうとか、
人に左右されるのが嫌なだけだろうとか思い込んでいましたが…。
今ならはっきりとわかります。
あの絵が、あの少女が好きだったから。

時は過ぎで2007年3月、東京で彼の展覧会が開かれることを知りました。
その時のチラシは、幼い頃見た『円環列車・B』。
もちろん東京まで見に行きました。
そして、彼が他にどんな絵を描いていたのか知ります。
彼は戦後の日本を風刺した絵を多く描いていました。
はっきりとした線で描かれている図画です。
はっきりした線は見ていて気持ちがよく、
謎めきながらもメッセージ性の強い彼の作品に強い衝撃を受けました。

2007年はかなり最近で、私は意識していないつもりだったのですが
思いっきり作風に影響を受けていたみたいです。
作風どころか服装も精神も。それも10年以上。
もしかすると、彼の作品に出会っていなかったら
私は今絵を描いていなかったかもしれません。

恐らく、誰しもが何かに影響されて生きているでしょう。
考え方、服装など、環境や好きなもの無しでは今の状態はありえません。
ですがやはり、絵を描いている以上は作品にオリジナリティが欲しいところです。
中村さんの絵は好きですが、彼に影響されっぱなしで描き続けても
「私の絵」にはならないでしょう。
もっと、オリジナリティを。内容だけでなく絵としても魅力あるものを作っていきたいです。
そうして何十年した後、私の作品を好きになってくれた人が
影響を受けてくれたりとか…なんとか考えたりしてw
今日はちょっと長くなっちゃいましたね。書いてる間に日を跨いでしまいましたw
ここまで読んでくれた方、どうもありがとうございます。

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