01 | 2017/02 | 03

品評とひんぴょう 

あけましておめでとうございます。
寒すぎてブログの更新に時間かかってますが今年もよろしくお願いします。
静岡でも雪がちょっとだけ舞っていました。

あと先日話したミーコの件、祖父が元気になってきたので家にちょくちょく帰っており、私が餌をあげることがなくなりました。
ミーコが寒い思いをしなくて済むのは嬉しいけれど最近全然会ってないからミーコに会いたいよ!
(と思ってさっき会ってきました!家の一番暖かい所を見つけて元気に過ごしてました)



では去年から持ち越された、ポンカンのひんぴょう会で発表した油彩作品をご覧下さい。
以前出展したことのある作品もいくつかあったので、新しい作品を中心にお見せします。








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『遠方から品評』
F50 キャンバス、油彩












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『ポンカンのひんぴょう会へ行こう』
F30 キャンバス、油彩












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『オパールの交差点』
F3 キャンバス、油彩














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『退部届』
F3 キャンバス、油彩













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『弱火』
SM号 キャンバス、油彩













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『生焼け』
F0 キャンバス、油彩







この「生焼け」は搬入の時に展示した瞬間、ギャラリーオーナーに購入されました。
なのでこの作品は「ポンカンのひんぴょう会」が最初で最後のお披露目となりました。



今回の個展で購入された油彩の作品は他にもあります。








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『エビフライ屋さん』
F3 キャンバス、油彩












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『馬になった譲治』
F6 キャンバス、油彩









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『Happy Birthday』
SM号 キャンバス、油彩





『Happy Birthday』は「ポンカンのひんぴょう会」開催ちょっと前にご購入されました。






どの作品を気に入ってもらえてももちろん嬉しいですが
1つしかない絵画作品を買って頂けるのはかなり嬉しいです。
ありがとうございます。
元気に暮らすのよ!








追記はそれぞれの作品裏話などです!








『遠方から品評』

『ポンカンのひんぴょう会へ行こう』に居る梯子の生えた変なヤドカリの祖先が海の向こうからポンカンの品評をしています。
こちらは「ひんぴょう」ではなく「品評」。


『ポンカンのひんぴょう会へ行こう』

DMに載せた絵です。DM配布後に物語が広がって、あとからヤドカリが出現しました。
こちらは「品評」ではなく「ひんぴょう」。


『オパールの交差点』

小学生の頃、図書室の司書の先生から「針刺しの物語」という短編集を借りて
その中でも「オパールの話」が心に残っていました。
それぞれの時間にしか居られない日光の少年と月光の少女が、
昼と夜の間に神様に見つからないように洞窟で一緒になってできた宝石がオパールだったみたいな話です。
昼と夜の間の空もオパール色。



『退部届』
大文字焼きのように山に浮かび上がる文字が、たまたま「退部届」の所でしたが
文字そのものに強みがあるので、見た方から様々な解釈が上がりました。
BGMの弾む音と相まって実はすべて断片的なものの集合で、意味を放棄しこの世界に対する退部届を表している
という解釈が特に面白かったです。



『弱火』
前に「強火」を描いたので今度は「弱火」です。顔も弱そうです。
インスタグラムに載せたらなぜか海外の人達に好評でした。



『生焼け』
生焼け編の時に生焼けてたリーゼントです。
絵本では黄と赤だけでしたが油絵ではカラフルになりました。



『エビフライ屋さん』

エビフライが監視されてるエビフライ屋さんです。
名古屋での個展「丸こげ温泉」の時には既にありましたがなんでかブログにも載せてなかったかも…?

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こちらの黄蛍光ペンと赤ボールペンで描いたB6のドローイングが元になった作品です。
「エビフライが不味そう!」と笑いながら購入されていきました。



『馬になった譲治』
谷崎潤一郎さんが書いた小説「痴人の愛」を元にした作品です。
ナオミが馬乗りになってるシーンが有名すぎてこんなシーンあったっけ?ってなりがちですが
私としてはナオミが離れていった時に追い詰められてナオミの服だけを背中に乗せて馬になってる譲二さんが好きです。
とっても真実っぽくて。



『Happy Birthday』
「ポンカンのひんぴょう会」直前に、「スムージー神社」をご覧になった方が購入されました。
お誕生日プレゼントにするそうで、なんともナイスなチョイスです。
というか誕生日プレゼント以上にふさわしい用途がないですよね。







なんでこんなに絵が売れたって話をしてるかというと、
絵が売れるということがずっと夢だったんです。
まだ何もわかってない十数年前、絵描きになろうと思って絵の勉強をしていた高校生の頃
非常勤講師のある先生に「お前の絵はヘタクソだ」と毎日怒鳴られていました。
具体的なこととかどうすれば良かったとか書くのも辛いのでここまでにしますが
私はヘタクソなんだということがその後何年もずっと付いて回っていました。
確かにうまくはないんだろうけれど、向いてないから辞めちまえと言われようとも辞める気はなかったです。
その時うまく表現できなくてもいずれ否定した人の想像を越えてより良いものを作れると思ってたから。

特に日本では絵を買うという文化が根付いていない。
鑑賞以外の用途が無く、日用品よりも高額である絵画を買って頂けるというのは
作品を気に入った方がいるという何よりの証拠だから
私はその証拠がずっと欲しかったです。

人の意見を全く気にしなかったら作品を発表する意味は無いでしょう。
私はアイデアだけでなく絵そのものを表現する楽しさを知ったし
その表現を良いと思ってくださる方も居るということがわかったので
これで昔のことはもう根に持たず、次の段階に行けます。
未来はまだ楽しいことばかりです。

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